壁に書くよ

夢ノ咲に囚われし転校生が先に進もうとするブログ。

ズ!メインストーリー第2章--Rebellion--


展示会行ってきました。
懐古厨なので泣きそうになりました。


*このブログは、真緒に恋して嵐ちゃんのファンになりいずつかに式場を建てようとしているオタクによる、過去を振り返ることによって現在を受け入れようとする過程のお話です*


今回は第2章に入ります。
Rebellion、すなわち反逆!
反逆の狼煙が挙げられるのか!?
Rebellion Starはシンプルに良曲。


◯今後のストーリーに関わるネタバレあり◯


メインストーリー第2章
Rebellion

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ガチャで初めて引いたハイレアがこの晃牙なので、感慨深いものがありますね。


あらすじ

保健室で倒れた転校初日から一夜。北斗たちの生徒会への反逆の計画を聞かされる転校生。
そんな中、突然現れた双子に連れ去られた先は、夢ノ咲学院の魔王が眠る軽音部室。
北斗、スバル、真のパフォーマンスに感動した転校生は彼らの計画に手を貸すことになる。
"特訓"の一環としてスバルと行動するよう命じられた転校生は、スバルの可愛がっている後輩が所属するユニットRabitsのライブを観戦するが…?


転校生踏んだり蹴ったりで気の毒。
第2章は生徒会の統治の構造的欠陥を指摘し、また感情に訴えかけるエピソードが入ります。
ここまで革命とか反逆とか言われてもしっくりきてない分、転校生が感動して言葉を失い、仲間になることを選ぶ程の3人のパフォーマンスが余程素晴らしかったんだな、と感動してしまうな。


勝手に期待し勝手に不安になるな

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男子高校生が降ってきて気を失って倒れて翌日登校して、また革命の話よ。詳細どころか伝わってないこと沢山あるよ。

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彼らが盛り上がってるのを黙って聞いていたら見知らぬ双子に連れ去られる転校生。そしてこの言い様。
可哀想だけどアニメのここの描写可愛かった〜〜!

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勝手に期待して勝手に不安がられても困るよ。

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軽音部室まで来てくれたところで衝撃の事実。
話聞いてない前提で今日も語ってたの???本当に聞いてなかったらより一層ちんぷんかんぷんだったと思いますよ。

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なんだかんだで彼らはパフォーマンスを披露し、心動かされた転校生は仲間になり、夢ノ咲最強の一角"魔王"朔間零の協力を得ることになるのでした。

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しかし出会って2日で一蓮托生とは荷が重いな。


夢ノ咲における統治の構造的欠陥

北斗は生徒会のことを悪の組織のように呼び、諸悪の根源かのように糾弾する。
私は北斗の私怨(追憶/エレメント参照)の気が強いと思っているけれど、比較的冷静なスバルから補足が入る。

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成績や、ひいては将来に関係する公式試合(=ドリフェス)S2を観戦に向かうスバルと転校生。
ドリフェスを観戦して勝ちそうなアイドルに投票すれば成績もあがる。
だから安定の生徒会勢力が人気で、覆せるほど強い勢力も無くて、別に八百長じゃないよね、と。たしかにね。

ところで、目利きがあるね!って分野の学内の成績だけ上げても将来アイドルとしてやっていくことはできないと思うのですが、夢ノ咲学院の生徒は何を目指してるんですか?コメンテーター?
成績によって待遇が変わる秀越(勿論評価基準は目利きだけではないでしょう)ならともかく、適当に成績だけあげて自分のアイドルとしての将来はどうするつもりだったんだろう?

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Rabitsのメンバーしののんこと創とスバルは仲良しで、歌声と努力はお墨付き。
Rabitsにとって今日は初めての大舞台。
しかし現実は残酷で、その大舞台の観客はスバルと転校生だけだった。

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今回のRabitsの対戦相手は生徒会勢力NO.2の紅月。
有力生徒会勢力とピカピカの一年生、どちらが勝つかは彼らの舞台を観るまでもなく明白で。お客さんはみんな帰ってしまった。
ここアニメで見てて尚更辛かったなあ。

生徒会は八百長をしている訳ではない。
圧倒的強者だから勝っているだけで、もっと強いユニットがあれば勝てるかもしれない。生徒会勢力にも勝てるんだってわかれば、皆もっとやる気を出すかもしれない。
そう思っていたけれど、もっと強いユニットがいたとしても、その存在を認知すらされなかったら勝負にもならない……
と、生徒会が圧倒的強者であり何故か生徒会が学院のルールを牛耳っているからこそ成立する構造が明らかになったのでした。

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仕組みを恨み、ひいてはこの仕組みを作った生徒会に怒りを向ける、革命の目的がはっきりしてきた訳ですね。

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そしてその反逆の日は、成績なんかと関係なくアイドルを観に来る一般客を入れる大きなドリフェス(=S1)の日になる、と。
よく考えられている〜〜〜!

私、追憶を読んでから彼らの革命の必要性に疑問を抱いてしまっていて。
現行の制度が出来る前の学院は荒廃していて、真面目にやるなんて馬鹿らしい〜って風潮で、でもドリフェスの制度があれば有力ユニットとさえ当たらなければ切磋琢磨できる。
今回もRabitsのなずなは3年生で放送委員で他の公式ドリフェスも見てるんだから、今回観客が全員帰っちゃうのは想定できたのでは?
それでもその想定をメンバーに伝えず、ただ敵は強いけど前向きに頑張るぞー!ってやってたのは多少の前評判の差なら普通に試合になってたからでは?
最大多数の最大幸福で、いかにも英智(=現生徒会長)が採りそう。
ここは私立のアイドル養成学校で、義務教育の教育機関ではない訳で。

しかし、誰か一人でも泣いてる人間がいたらそれじゃだめなんだって思うのがスバルなんだなあ。
構造的にもRabitsみたいに一年生が多いグループで、序盤に強者に運悪く当たり負けて劣等生の烙印を押されたら、たとえ今後本当の実力が勝っても披露する機会が無くなるかもしれないと思うと改善の余地はあるシステム。
このマイナス要素を飲み込んででも英智は自らの地位を盤石にしたかったんだろうか。


紅月のパフォーマンス

生徒会勢力NO.2、紅月。

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めちゃめちゃ持ち上げられてたしパフォーマンスの内容も難しそうだしスタステもまあそうよねーって感じて映像化大丈夫?と思っていたけれど、スタライが最高で感動した。

教師は何をしてるの?

陣先生のやる気の無さが、生徒会が圧倒的権力を得ていることを裏付けているというか。
本当に良く出来てるね〜〜

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第2章冒頭の陣先生のこの発言の重みを知るのはもっと後のことだったなあ。




と、いうことで反逆の狼煙が上がったところで第2章は終了です。
構造的な欠陥を示し、同時に感情に訴えかける。
おかげさまで私は混乱してしまいましたが、生徒会側に対するぼんやりしたこの不信感は夢ノ咲でも同様に革命の助けになったのかもしれないですね。

では、最後まで見てくださってありがとうございました◎



◯今日の一曲◯

Rebellion Star

Rebellion Star

スタライ円盤百万回観たので聴くだけで踊れる。

ズ!メインストーリー第1章--Hierarchy--

*このブログは、真緒に恋して嵐ちゃんのファンになりいずつかに式場を建てようとしているオタクによる、過去を振り返ることによって現在を受け入れようとする過程のお話です*


夢ノ咲学院に転校してからはや5年。
いつまでも新規の気持ちでいたのに、進んだ時間に取り残されてもうすぐ1年(!)
今の彼らときちんと向き合うために、あんさんぶるスターズ!時代からの全てのストーリーを公開順に読んで整理するためにブログを始めました。

なんだかんだでメインストーリーに触れるのは
初見、フルボイス化、ノベライズ、あんステ、アニメ、そして今回で6回目。
6回もこの話に触れてるはずなのに、やっぱり面白いなあんさんぶるスターズ


◯今後のストーリーに関わるネタバレあり◯


メインストーリー第1章
Hierarchy

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私はこのキラキラ笑顔とまさかのサブタイトル「Hierarchy」のギャップに落ちました。


あらすじ

夢ノ咲学院に急遽転校してきた転校生。
同じクラスの明星スバル、氷鷹北斗、遊木真に学院の案内をしてもらう最中、夢ノ咲学院"らしさ"の洗礼を受ける。
倒れてしまった転校生を保健室に寝かした北斗は、「この腐った学院を改革する」「そのために協力してほしかった」と訥々と語り始める……


あーーーーそう、そうだった!
なんかすっごいキラキラ笑顔に迎え入れてもらったと思ったら矢継ぎ早に学院の説明が始まって、3人は優しいけどなんかこそこそしてて!
お昼を食べに行くはずだったのに妨害あり暴力ありのライブ会場に連れて行かれて、気がついたら男子高校生が降ってきて踏まれて気を失って!!
保健室では今日出会った男の子に「これ聞いて大丈夫?過度に期待してない?」ってことを延々と語られたんだ!!!
流石あんスタくん1章からえらいぐいぐいくるな……


「伝統の」龍王

全てを知った後にメンストを読んでしんどい箇所NO.1、龍王戦。
何も知らない鉄虎と桃李もしんどいし、全て知ってる紅郎と敬人もしんどい。このブログは果たして四獣まで辿り着くだろうか。

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……おまいう?


荷が重いんだわ

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食堂の場所もわからないうちから謎の期待をかけられて荷が重いんだわ。そんな義理ないって良くわかってるじゃないの……

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勝手に盛り上がり、

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勝手に謝り、反省した……と思ったら丸2話分の語り。
それ、男子高校生に踏まれて意識がない女の子の枕元でやることじゃないと思うよ。荷が重いよ……


「腐った学院」とは?

あんスタのプレゼンを作る時にいつも困っていたこと、スバルたち「Trickstar」は結局何を変えたかったのか?
学院の現状の何が悪いのか?
北斗の語りから察するに、学院の構造の問題と生徒会組織への怒りの2点になりそうだけど、いまいち腑に落ちない…

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今の夢ノ咲学院は、工場のように「理想のアイドル」を生産しているらしい。
「理想のアイドル」を「世間に認められるアイドル」とするなら、教育方針としては間違ってないのでは?

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たしかに八百長は良くない。けどこれは厳密には八百長じゃなくて、「勝ちそうなアイドルに投票すれば自分も成績があがる」みたいな感じだった気がする。
(多分続きを読めばわかる、自信がない)
そのシステムが良くない!ってことならわかるし、だからこそ大きいライブで生徒会長のユニットに勝つぞ!って流れになるんだろうけど、私怨を感じる……

「生徒会の掲げるアイドル像に合致する人間しか認められないことがおかしい」というわりと理性的な怒りと、
「生徒会が権力を掌握して悪いことをしてるのがおかしい」というわりと感情的な怒りを混同してるから微妙な感じになってるのかなー。
後者があるから革命の動機が強まるどころか個人的な怒りにに思えてしまう……
当時の自分が↓の桃李にめちゃめちゃムカついたから勝手にそう受け取ってるだけかもしれないけど(今は訓練された家畜です)!

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ここからの一連の台詞のクセが凄いのにボイスがハイパー可愛くてちょっと笑ってしまう。


余談

この真緒のこの台詞、想像の100倍声色が優しくて「衣更〜〜〜!><」となったので全人類ボイス聴いてください。この時はまだ不毛な夢片思いはしていなかった……

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お正月休みにストーリー全部読んで、ブログ書き溜めて少しずつ公開しよ!と思ってたのにメンスト一章だけで三日三晩ウンウン唸ってしまった。
たぶん続きます。最後まで見てくださってありがとうございました◎




◯今日の一曲◯

ONLY YOUR STARS!

ONLY YOUR STARS!

スタライの「俺たちのはじまりの歌!」からのOYSが大好きすぎて百万回聞いた。